テクノフロンティア2024に出展中です

 7月24日から26日まで、東京ビックサイトで開催されているテクノフロンティア2024にNamiSurv for conanairを中心に製造業の現場で使える振動監視と音による異常監視ソリューションを出展中です。
水戸工業&ジェイテックのブース(東2展示場 2A-07)にパートナーとして展示させていただいています。水戸工業のパートナーが開発しているセンシング技術とジェイテックのSIGHTLINE/EDM、Argopilotの分析ソリューションを組み合わせることで、センシング~収集見える化~分析/予兆検知のすべてが、この3社の協力でワンストップで実現します。

 また、音響解析ゲートウェイは音による異常検知を行う場合の集音から前処理・上位サーバーへの転送までを行う製品です。
 1日目、2日目に来場いただいたお客様の評価も高く、音による異常検知の注目度が改めて実感できています。

 26日で最終日となりますが、ぜひお立ち寄りください。

つくば警察署でサイバーセキュリティと経済安全保障に関する講演を行いました

 7月11日、つくば警察署で行われた「サイバーテロ対策協議会総会」において、講演を行いました。

 本協議会は、つくば市内の国の研究機関のほか、電力会社や鉄道会社といったインフラ事業者などが加盟しています。本総会の招待講演として、経済安全保障をテーマとする講演を行いました。
 講演では専門的な話は避け、より身近に潜む現場レベルでの対策と人の育成を中心にお話をさせていただきました。

 当社ではIT部門だけではなく、現場におけるセキュリティ対策を中心に情報提供を行うとともに、現場が理解できる対策(単純、当たり前のことだけどできていない)について発信をしていきます。

参考リンク:つくば市で研究機関などで作るサイバーテロ対策協議会総会開催|NHK 茨城県のニュース

日タイスマート保安コンソーシアムに幹事として加入しました

 7月8日に、日タイスマート保安コンソーシアムの総会および幹事会が開催され、正会員としての加入と幹事としての就任が全会一致で承認されました。


 本コンソーシアムは、日本のスマート保安技術(工場やプラントにおけるデジタル化を推進するとともに、それらを活用して安全性の向上を行うもの)を、タイをはじめとしたASEAN諸国に輸出、技術支援を行っていくものです。各国政府と日本政府の協定をベースに、両国の事務局と日本側はプラント向けのスマート保安技術を持つベンダー、相手国側はDXを進めたいプラント事業者が参加し、単なる製品の提供だけでなく、保安分野でのデジタル人材の育成も実施します。

 これまで2021年の設立準備段階、その後の活動に代表取締役の相馬が関わってきております。今後も、タイをはじめとしASEAN各国における工場のスマート化と安全性向上に貢献していきます。

参考:日タイ スマート保安コンソーシアム (tjsisc.com)

非破壊検査総合シンポジウムで研究発表を行いました

 6月6日、7日で開催された、日本非破壊検査協会の非破壊検査総合シンポジウム(新素材に関する非破壊試験部門)で「繊維ロープのAE試験による損傷評価」に関する研究発表を行いました。
 発表後の質疑応答ではAEの専門家から活発な意見が出され興味の高さが感じられました。

 当社は今後も非破壊検査に対するAIの活用を、大学および製造メーカーと進め保全現場の効率化と負担軽減、人材育成に貢献していきます。

※AE試験とは、材料が変形や破壊した時に出てくる弾性波 (超音波) を計測して材料の破壊現象を解析する技術。ノイズが多いため検査には熟練のノウハウが求められる。

スマート保安に係るリーダー人材育成講習会が開催されます(開催案内)

2024年7月18日~19日の日程で、一社)電子情報技術産業協会(JEITA)の主催で、スマート保安にかかわる人材育成講習会が開催されます。
本講習会では、当社社長の相馬がメイン講師を務めます。

 現場におけるデータ活用はデータ分析やAIの技術だけでは進みません。それを推進するリーダーの存在が不可欠です。
 本講習会は、昨年度2回実施し多くのプラントや工場の現場の人たちが出席し、他ではないセミナー内容ということで好評でした。今年度もプログラムをより改善し実施いたします。

 申し込みと問い合わせは、JEITAに直接お願いします。
  一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA) 藤原h-fujiwara@jeita.or.jp

 まだ参加するか決められないので、雰囲気を聞いてみたいという方は弊社までお問合せいただいても結構です。

開催要項(PDFが開きます):
   スマート保安に関わるリーダ人材育成講習会 開催要項

科学技術論文集に論文が掲載されました

 横浜国立大学と行っている共同研究の成果が、オランダに本社を置くElsevierが発行する論文誌「Journal of Loss Prevention in the Process Industries(プロセス産業における損失防止)」に掲載されました。 

論文タイトルConsequence analysis of a small-scale hydrogen leakage from the overhead hydrogen piping based on machine learning and physical modeling – ScienceDirect
論文タイトル
(日本語)    
架空水素配管からの小規模水素漏洩の機械学習と物理モデリングによる解析結果
 弊社は、今後も水素社会の実現と脱炭素へのAIを中心とするデジタル技術の活用に貢献していきます。

航空機ライフサイクルDXコンソーシアムに参加しました

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、我が国の航空産業の国際競争力強化と将来のDX人材の育成を目指して進める「航空機ライフサイクルDXコンソーシアム(略称:CHAIN-X)」に参加しました。

航空機ライフサイクルDX(CHAIN-X)コンソーシアム | コンソーシアムの活動 | 産学連携・国際協力 | JAXA航空技術部門

 本コンソーシアムでは、創設から昨年度まで当社社長の相馬が退職前の会社の身分で運営委員を務めていましたが、今年度からは一般参加の会員として活動を行っていくこととしました。当社の得意とする、設備保全分野でのデジタル活用をはじめ、最近話題の生成AIの活用など、航空機の開発と保守に貢献していきます。

 なお、コンソーシアムでの主な活動分野は保全DXとなります。